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解り易い講義をありがとうございます!!
一つ解らなかったことがあります。第3講の妥当性と信頼性のクイズの(2)信頼性の観点から見た場合に、どちらの質問が優れているか?という設問についてです。
解答は私もBを選んだのですが、解説が少し理解し辛かったです。解説の内容は、
Bの問い方は行動という事実をたずねているので、回答を誤る可能性は少ないが、それに対しAの問い方では回答者が普段から支持政党を自覚していないことが予想されるので回答が不安定になる可能性がある。
というものでしたが、この解説では“信頼性”(=同一の結果が得られるかどうか)という観点からの説明にならないように感じてしまいました。
「回答を誤る」とは、自分の中で捉えている概念と政党名が一致しないこと(EX,自民党を民主党と勘違いしている)ことを言っているのでしょうか?
仮にそうならばAとBが「回答を誤る可能性」は等しいと思いました。
また、「Aが普段から支持政党を自覚していないことが予想される可能性があるので、回答が不安定に」とありましたが、これについて。「現在どの政党を」を受けて「普段から支持政党を自覚していない可能性」を指摘しているのならば、Bについても「この前どの政党を」を受けての「この前は政党を自覚していない可能性」を指摘できると思いました。
私は「時間軸」を踏まえてBという解答にたどり着きました。
問A:あなたは現在どの政党を支持していますか?
この問い方では、低い確率ですが、新政党の誕生、また時勢の変化などで同一の結果がいつも得られないのでは、と考えました。
問B:あなたはこの前の選挙でどの政党の候補者に投票しましたか
この問い方にすれば、新政党の誕生の可能性がなく、返ってくる回答は限られます。
しかしこの考え方は同じ時間に調査を行えば全く通用しないことに気付きました。
そもそも信頼性の意味をきちんと理解していないと思いました。
もう一度勉強して出直します。
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